(3)液晶モニタの選び方

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パソコンなどは性能などを重視する一方、意外と液晶モニタを気にしないという方は多くいらっしゃいます。

しかし、考えてみて下さい。液晶モニタは継続して見るパソコン機器です。場合によっては、数年以上利用することも少なくありません。その性質上、視認性や目の疲れなどにも直結します。

液晶モニタの場合、パソコンほど迷う要素はございませんが、パソコン選びと同様、ある程度知識をもって、しっかりと比較、検討していきましょう。

液晶モニタの用語について

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] 解像度
解像度とは画面に表示することができる点の数のことです。通常、この数字が大きければ大きいほど細かな表現も可能となるため画像がより鮮明に、映像も滑らかな動きでリアル感が増します。

現在の主流はフルHD・1920×1080です。

前述したように大きければ大きいほど良いのですが、それに併せて価格も高くなりますので、最後は予算と相談といったところでしょうか?もし、ネットサーフィンや文章作成程度であれば、1920×1080もあれば十分です。

動画編集やFX、株取引など、特殊な利用やハードな用途で利用をするなら、1920×1080以上のより快適なサイズをご選択いただくか、液晶モニタを複数繋げてマルチモニタにして利用するといった手もあります。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] コントラスト
グレア(光沢)の部分でも記載しましたが、コントラストは画面の中で一番明るい白と一番暗い黒の比べた時の比を指し、コントラスト比が高いものは画面に映るものの色のメリハリが強くハッキリしていると言えます。

コントラスは一般的に数字が大きければ大きいほど良く、現在は大体700:1から1000:1のものが多く出ていますが、中には5000:1というコントラストがかなり強いものも販売されています。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] 輝度

輝度は画面から出ている明るさを指し、輝度の数値が高いほど画面が明るく映ります。但し、硬度の場合は、高ければ高いほど良いとは限りません。画面の見やすさは輝度の他にも、人間の目から画面までの距離、視力、環境光などにも左右される為です。

現在は300~400cd/m2が主流となっているようです。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] 応答速度
画面を黒から白もしくは白から黒へ変えた時に掛かる時間を応答速度と言います。応答速度は低ければ低いほど高性能と言え、応答速度の数字が小さいと色が変わった時の反応が早く残像が少なくなります。

例えば、動画を見る際は応答速度が早いものの方がより鮮明に映ると言えます。
現在は8ms以下の応答速度のものが多く見られ1msなど、最近は応答速度がとても早い高性能液晶も登場しています。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] ドットピッチ
画面を作るドット(画素)がどれほど大きいかを指し、この数値が大きいとより細かい点によって画像が構成されますので、精細な画像を見ることができます。

現在の主流としては0.26~0.28mmの大きさのドットが多いようです。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] 3D対応
映像を立体的に見ることができるとして話題の3Dですが、パソコンの液晶モニタにも3Dに対応したものもございます。

専用のディスプレイやメガネを用意し、3Dの映像を楽しめるものから、これらの3D専用の機材を必要とせず気軽に3Dを楽しめるものの2種類が出ています。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] LEDバックライト
元々バックライトと言う液晶モニタの後ろからライトを照らすことで画面の明るさにつながっているものがあったのですが、現在ではLEDを使用しているバックライトも多く、それらはLEDバックライトとして多くの液晶モニタに採用されています。

LEDのため電力を抑えることができ、コントラスト比がLEDバックライトによって高くなると言われています。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] フリッカーフリー
元々はLEDバックライトを素早く点滅させてしまうと眼精疲労につながってしまい、症状としてフリッカー(ちらつき)が見られることが多くありました。

しかし、フリッカーフリーという機能を搭載することでそのような症状を抑えることができ、目も疲れにくいという特徴を持っています。

できればフリッカーフリー搭載の液晶はお薦めですが、目の負担等、あまり気にしないという方は、その他の比較項目を重視して液晶を選んでも良いかもしれません。

画面タイプについて

まず、液晶モニタ選びでチェックするポイントは、画面タイプです。画面タイプには主に2種類あり、「スクエア型」と「ワイド型」があります。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] スクエア型
スクエア型は横と縦が5:4の比率になっており、真四角に近いかたちになっています。モニタを置くスペースがあまりないという環境であれば、このスクエア型がオススメです。

また、スクエア型のメリットとしてはネットのブラウザや文書作成の時に見やすいということがあります。もしそうした用途が多いという方は、スクエア型をぜひご検討下さい。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] ワイド型
一方、ワイド型は画面の横と縦が16:9、または16:10の比率のもので、テレビのように横長の形が特徴的です。近年発売されている液晶モニタは大抵がこのワイド型で主流となっています。

ワイド型は横に広いことから一つの画面で複数の画面を表示しても重ならずに見ることができるというメリットがあります。また、スクエア型に比べると場所を取りますが、動画などを見る時はこちらのタイプの方が見やすく、パソコンを使ってテレビを見たり動画を見ることが多いという方はワイド型がおすすめです。

もし特に画面タイプを重視せず、迷った場合は、ワイド型を購入しておけば良いでしょう。

画面仕様について

液晶モニタを選ぶ際、比較項目として「大きさ」も非常に重要ですが、画面仕様も選ぶ際の重要な項目です。

パソコン販売店でも、この項目はポップなどで表示されることが多く重要視されているのがわかります。その為、液晶モニタを快適に見る為に、どういった画面仕様があるのか簡単に学んでおきましょう。

まず、基本として液晶モニタには「グレア(光沢)」があるものと無いもの「ノングレア(非光沢)」の液晶があります。一見すると同じような映りに見えますが、光沢のある、なしが違うだけで、実際に見るとかなり違いが見られます。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] グレア(光沢)
グレアがあるものは、画面の中の映像や静止画の色がとても鮮やかに映る他、黒も引き締まって見えるため、より綺麗で鮮明な映像を見ることができます。
ただし、表面にツヤがあるため反射して自分の姿が見えたり、目が疲れやすいというデメリットがあります。

グレア液晶モニタすべてには言えることではありませんが(グレアの欠点を防ぐ対応を施した液晶モニタもある為)、長時間の使用には不向きと言えます。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] ノングレア(非光沢)

ノングレアの場合、外からの映り込みを失くすため、液晶モニタの表面を加工し映り込みを少なくしています。
それにより、目の負担も軽くなり、加工していることで表面に傷が付きにくいという特徴があります。

但し、色のコントラストなどではグレア(光沢)の方に分があり、鮮明に映り、発色も良く見えます。実際、ノングレア(非光沢)とグレア(光沢)と見比べて見ると分かりますが、静止画や映像の発色が地味になりがちというデメリットがあります。

以上のことから見ると、一見、グレア(光沢)液晶の方が良い仕様に見えますが、一概にそう言えません。

一般的に「ノングレア」の方が人気があり、当サイトでもおすすめの仕様です。

もちろん、一概にすべてのグレアがダメということではなく、前述したように、液晶の場合、どうしても映り込みや反射が気になってしまうことが多く、継続して利用するなら、目の負担軽減を踏まえ、ノングレアがおすすめです。

特に、ビジネス用途やネットサーフィンなどをよく利用する方はノングレア液晶をおすすめいたします。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] ハーフグレア

最近では、ハーフグレアといった、グレアとノングレアの両方を足したような液晶モニタも販売されています。

ハーフグレア液晶とは、グレア(光沢)液晶とノングレア(非光沢)液晶の中間にあたる半光沢液晶のことです。つまり、両方のいいとこ取りを狙った液晶となります。

グレア、ノングレアと比べるとまだまだ市場にでている数が少なく、発展途上の液晶といえますが、両方のメリットを享受する分、両方のデメリットも少なからず享受する仕様です。
また、ハーフグレアは今後の主流となりうる仕様です。

当サイトでは、前述したノングレアか、こちらのハーフグレアをお薦めします。

最終的には、自分の好みになるかと思いますが、実際に見たことがないという方は、購入する前に事前に店頭等で確認するのがおすすめです。実際に見て体感すれば、きっとあなたに最適な仕様が見つかります。

パネルについて

パネル種類は液晶モニタを選ぶ上で、最も大事な項目と言えるほど、重要な項目です。液晶パネルの種類、質によって液晶の良し悪しが決めると言っても過言ではありません。

特に、液晶パネル選びは、用途によって使い勝手が大きく異なりますので、普段パソコンで何をしているのかを思い出して、もっとも多く時間を割いている作業に合わせて選ぶようにしましょう。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] IPSパネル
IPSパネルは視野の角度が広いことや色が安定することもありパネルの中でも目に優しいと言われています。
応答速度は早くないのですが、画質は非常に良く、多彩で繊細な色表現が求められる部分で活躍するパネルです。

最近ではこのIPSパネルを採用したモデルが増えてきています。継続して利用するのにお薦めのパネルで、テレビや、ウェブ閲覧、動画視聴まで様々な用途に向きます。当サイトお薦めのパネルです。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] VAパネル
VAパネルは黒の表現に優れており、コントラスト比が高いのが特徴です。ただし視野の角度はIPSパネルと比べると狭く、まっすぐではなく斜めから見ると十分に表現ができないという特徴があります。

価格自体も、安価で、逆に言えばコストパフォーマンスに優れていると言えます。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] TNパネル
応答速度が早く、製造コストも安く、価格帯も低価格なことから液晶パネルとしてよく使われています。

ただし、TNパネルの場合、角度によって色が違って見えてしまうデメリットがありまあす。VAパネル同様、比較的安価で、応答速度が早いことが好まれるゲーム用モニタとして使われていることが多いパネルです。

最近のトレンドは?

近年の液晶モニタはフルハイビジョン以上にもなる高解像度がトレンドとなっており、より鮮明に映像を見られるようなものが増えてきています。

テレビでも3Kを上回る4K、5Kも登場してきていますが、その波は液晶モニタにもきています。

また、長時間パソコンで作業する人のために、目の疲れを引き起こすブルーライトをカット機能を有した液晶モニタやフリッカーを軽減させる機能を有した液晶モニタも最近では増えてきました。

さらに、最近は入力端子として、音声と映像を映し出すためのHDMI端子も標準装備となり、パソコンとAV機器やゲーム機などの接続でわざわざ端子を変えることができるケーブルなどを経由せず、たった1本のケーブルで接続できるものも出てきたりと、大変便利に進化しています。

液晶モニタ選び方まとめ

以上のように、進化する液晶モニタですが、やはり重要なのは自分に合ったものを選ぶということです。

目が疲れやすい人ならブルーライトの軽減やフリッカーフリーを取り入れた液晶モニタを積極的に選択するようにしましょう。もし、パソコンを利用してテレビも併せて見たいという方はより高解像度の液晶モニタを選んで見るのが良いです。

当サイトお薦めはまとめると以下のようになります。

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] ワイド型

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] ノングレア(非光沢)もしくはハーフグレア

[cherry_icon icon=”icon: fa fa-chevron-circle-right” align=”none”] IPSパネル

他にも比較する項目はありますが、上記を目安に液晶モニタを選ぶと、選びやすくなるはずです。

既に前述しましたが、パソコン選びと同様、液晶モニタを選ぶ際には、まずあなたがどんなことに液晶モニタを利用するのか、どの点を重要視するのかがポイントです。

価格なのか、画質なのかを、自分で優先順位を決めれば、最適な液晶モニタが選べるようになります。ぜひ以上のことを参考に、液晶モニタを選んで見て下さい。